エレファントシンドローム

こんにちは。急に寒くなりましたね。くしゃみが出るので風邪を引いてしまったと思っていたら、難敵の花粉症でした。忙しくになるにつれ、花粉症の症状も強くなり、薬を飲めば眠くなり、大変な季節ですが頑張っております!!
さて、本日は「エレファントシンドローム」という考え方を紹介したいと存じます。ご存知の方も多くいるかと思いますが、エレファントシンドロームをわかりやすく説明いたしますと・・・・・

●ある場所に大きな像が、小さな杭につながれています。不思議なことにこの像は全く逃げるそぶりを見せません。
⇒それはなぜか!!

●その像は小さなときに、大きくて太い杭に繋がれていた。その時に、ぞうは何度も逃げようとしたが、杭はびくともしなかった。

●像は非常に頭のいい動物であるため、逃げることは不可能であることを学習する。

●そのため、大人になり逃げるのに十分な力を持っても、逃げようとしない。

★つまり「自分は逃げられない」という思いこみがそうさせている。

これは多くのビジネスシーンでも見受けられる事象ではないでしょうか?自分自身が思い込みにより、大きな一歩を踏み出せないことはありませんでしょうか。自分自身の思い込みは非常に強い力を持っており「できない事=してはいなけない事」のように自己制御にも発展していきます。

自己の夢、商品、サービス、会社像において、本当にできない事はわずかではないでしょうか?
「今ある商品、ターゲット」と「将来売りたい商品」との間にギャップがあり、現在の事業が何のために・・・と考えられる方もいます。
一回頭をすっきりさせてみてください。「将来売りたい商品」は「今のターゲット」に売れない理由は何でしょうか?例えば価格的に合わない、ニーズがないなど、でしょうか?

その理由は「思い込みにより実現された障壁」ではないでしょうか?もし根本的に合わないと考えており、提案方法などを検討されたことがないのであれば、それは自己制御にとらわれている状況と言えます。
こんな時どう考えればいいのか。それは、どうすれば買ってくれるか、どうすればニーズが出てくるか、どうすれば価格に価値を感じるか、どうすれば・・・・
と是非考えてみてください。自己制御の呪縛から解き放たれるかもしれません。

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