夢のある社員のすごみ

今回は、夢のある社員のすごみ。ということについて書きたいと思います。なぜ、こんなことを書こうかと思ったのかといいますと・・・前職の関与先の役員の方とお話しているときに・・・・・・

役員:うちには本当にすごい営業マンがいる
 
塩谷:どんな営業マンなんですか?
 
役員:自分の売っている商材が、好きすぎてお客さんに熱く語ってします。それが外部の取引業者でも、友達でも、それこそ到底見込み顧客にならなさそうな人にも。
 
塩谷:それは、かなり会社ラブですね。それで、売上が上がるのですか?
 
役員:そう。売上を取ってくる。しかも、営業しているのか好きなことを語っているのかわからないうちに。
 
塩谷:それは、社員さんの「本当にこの商品は最高だ」という熱意が、お客さんの心を動かしているんですね。熱意が伝えることは何よりも差別化できる商品ですね。それにしても「夢のある社員」がいる会社、本当に素晴らしいです!!

みなさん、こんな社員さんほしくないですか?少し思い出してみてください、いろんな思いがあって事業を展開されている経営者の皆様が、社員に比べてずば抜けて売上能力を持っている。これは、この事例と同じなのではないでしょうか?
モチベーションとは「本気の信念」と「欲求」と「仲間」によって形成されるという教えがあります。経営者の場合は、もちろん自分で事業を始めるわけですから「信念・欲求・仲間」のすべてが自分の会社に適合しているため、だれよりもモチベーションがあり、仕事をバリバリ・売上モリモリ稼げるわけも納得です。

じゃあ、従業員のモチベーションを高めるにはどうしたらいいのでしょうか?ズバリ「モチベーションが上がるときがどんな時なのか」を聞き出すことです。モチベーションの核「信念」は、その人の価値観の集合体です。つまり、その人の価値観をしっかり把握してあげることができれば、どのような仕事をさせてあげればいいのか?ということがおのずと見えてくるものです。

そして、次に大切なのが「仲間」なのです。たとえ、自分の価値観に合った仕事をしていたとしても、それが周りの仲間たちには「興味のない仕事」であれば、やはり雰囲気のいい職場づくりもできないのではないでしょうか?経営者がそこまで考慮して、会社の方向性に合う社員同士の関係を作ることも経営の一つの観点です。

正直はなし「モチベーションが上がるとき=コンパに参加するとき」でもいいのです。大切なのは、その社員がどう感じるからモチベーションが上がるかが大切なのです。たとえば、番号を誰にも教えない女性の番号を聞くことに達成感をもっているなど。モチベーションアップの種は、現場に落ちている。そんなことを書きました。

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