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『事業計画と融資』…将来の事業計画よりも足元の数値管理が大切です。

「事業計画書で融資が決まる」と言われるとおり、実体を伴った事業計画書は融資審査を良い方向に導きます。しかし、事業計画書だけで融資が決まることはありません。事業計画書より前に、多くの審査ポイントがあります。事業計画書は、企業理念に始まり、会社概要、事業内容、組織体制、市場分析、財務分析、中長期経営目標、中長期数値計画、単年度経営目標、単年度数値計画等で構成しているのが一般的です。良い事業計画書は、単
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◆経営コラム『店舗ビジネス経営の3大間違え・3大悪!』…営業時間が長すぎる!アイテムが多すぎる!値段が安すぎる!

■1.営業時間が長すぎる⇒営業時間・営業日の短縮を!○店舗ビジネスの経営者は、その店舗を最大限効率的に活用しようと考えます。当然です。では、効率的とはどのように運用することでしょうか?多くの経営者が考える効率的とは…できるだけ長時間店舗を営業すること、家賃は同じだから、お客様が来店されるから等々が理由です。長時間営業しても、家賃が固定費で同じだから、本当でしょうか?営業すれば人件費という大きな経費
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『年商18百万円の飲食店経営者が12百万円の新店舗出店資金を調達した事例』…中小企業にこそ財務部長がいれば重宝します。

営業が深夜に及ぶ飲食店経営者にとって新店舗出店に伴う銀行対応は非常に大変です。個人事業主として飲食店を経営するW氏が、2店舗目出店資金1,200万円を調達した事例をご紹介します。■ 関与先様の概要事業主名:W氏業種:飲食店経営業歴:創業4年目直近年商:1,800万円■ ご相談の経緯弊所関与先であるW氏より、「2店舗目の出店を考えているが、毎日深夜まで現場に入っており、銀行対応の時間が取れないので、
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『創業時(新規事業)の資金調達について』…創業融資は積極的に活用しましょう。

創業して3年以内に7割の会社が廃業すると言われます。しかし、7割の中には創業融資に関する正しい知識があれば廃業を防げたケースもあると感じます。■ 創業融資に関する知識が不足しているケースそもそも融資を受けるつもりがない創業者の方も多くいらっしゃいます。これらの方々は、自己資金だけで事業を軌道に乗せる計画を立てているため、創業時に資金調達に関する情報収集を行っていません。そして、計画通りに事業が進捗
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『事業計画作成時の要諦と注意点!』…体裁の良い数値計画が事業計画ではありません。

◆1:新しい事業計画を立案する時には、今の事業立地に関する検証に時間を割いてください。事業計画作成の要諦は、事業立地の見直しです。よりアッパーでニッチな領域への事業立地の変更を検討してください。○以下、高収益企業研究の第一人者でおられる三品和広教授の言葉を引用します。『…事業の根底には立地(誰に何を売るか)があり、その上に構え(出荷するモノをいかに入手して顧客に届けるか)、製品(いかに個別製品を魅
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『経営体が患う5大疾病と5つの指針についてのまとめ!』…【SP経営=単純(Simple)で高収益(Profitable)な経営】を目指しませんか!

貴社の経営は、本当はもっともっとうまく行くはずです。貴社 の経営にブレーキをかけている何か(疾病)があるはずです。 それらを見つけ出して、このブレーキ(疾病)の治療・予防の 方針を学ぶ事ができれば、明日からの経営が激変するはずです。 経営がうまく行かない理由…企業が患う5大疾病について言及 いたします。 ■疾病1⇒分散症候群(有病率50%) ●治療と予防の方針は⇒  Simple化(単純化)=減ら
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『個人保証を外すために必要なこと』…個人保証を外し思い切った事業展開をしませんか。

経営者が借入に消極的になる理由のひとつに個人保証がありま す。多額の借入をして事業に失敗すると、連帯保証人となって いる経営者は、多くの場合で法的整理を免れません。 金融庁は、中小企業経営者の思い切った事業展開を後押しする ため、「経営者保証に関するガイドライン」を策定し、金融機 関が個人保証に頼らずに融資を行うことを推奨しています。 金融庁が公表している当ガイドラインの活用に関する参考事例 集の
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『経営体が患う5大疾病の5つ目【お人好し症候群】という疾病の正体は…(その5)』…判断が緩く、マネージメントが甘くなる病です。

貴社の経営は、本当はもっともっとうまく行くはずです。貴社 の経営にブレーキをかけている何か(疾病)があるはずです。 それらを見つけ出して、このブレーキ(疾病)の治療・予防の 方針を学ぶ事ができれば、明日からの経営が激変するはずです。 経営がうまく行かない理由…企業が患う5大疾病について言及 いたします。 ■病名5:【お人好し症候群】という病は… 創業者~中小企業までの経営者は、社長でありかつ現場の
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『経営力向上計画の認定について』…設備投資をお考えの企業様は必ずチェックしてください。

2016年に施行された「中小企業等経営強化法」について、 現在の状況を解説します。 中小企業等経営強化法とは、製造、卸・小売、外食・中食、宿 泊、医療、介護、保育、貨物自動車運送業船舶、自動車整備等 の事業分野ごとに、各事業の所管大臣が示した経営力向上のた めの取組(顧客データの分析、ITの活用、財務管理の高度化、 人材育成等)に基づいて計画を立て、認定を受けることにより、 税制面の支援等を受けら
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『直近借入がある場合のリスケジュールの事例』…リスケジュールのポイントを紹介します。

関与先様の紹介で来所されたA社の事例です。資金繰りが厳し いとのご相談でしたが、決算から11か月が経過しているにも 関わらず、試算表を作成していなかったため、明確な状況を把 握出来ませんでした。ヒアリングによると、「今月末の資金が 不足しており、一応B銀行に融資を申し込んでいる」ことが判 明しました。 しかし、必要な資金の額を把握しなくては、果たして新規の融 資を受けるべきか、リスケジュールをする
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