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『創業融資の次の資金調達事例』…スムーズに成長軌道に乗せるためのポイントを解説します。

創業融資は、事業を軌道に乗せるまでに必要な資金の借入です。事業が軌道に乗った後は、成長軌道に乗せるための資金調達を改めて行う必要がありますが、この成長資金を十二分に獲得できるかどうかで、その後の成長曲線は大きく変わります。成長資金の調達に失敗し、せっかく軌道に乗った事業が収縮してしまったり、思うように成長曲線を描けなかったりする企業を多く見ていますので、成長資金獲得のポイントをA社の事例で解説しま
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『契約形態や労働形態は様々です。』…50人の社員を抱える会社の事務所に、50人分のスペースは必要か?※日本次世代企業普及機構研究会資料より一部抜粋させていただきました。)

働き方改革は、契約形態や労働形態の多様化を意味します。■自然人と法人との契約の形態は様々です。大きく四つに区分  できます。◆1.雇用契約○労働者は「労働時間」を提供することで、会社から「賃金」 を受け取れます。○成果物の完成責任は負いません。○指揮命令権はあります。○労働力の提供が行われないと、その責任が問われます。◆2:派遣契約○労働者は派遣会社に雇用され、派遣会社は提供する「労働時 間」に対
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『数字に強い社長とは』…バランスの良い経営判断を下すためには、財務諸表の深みを読み取る力が必要です。

様々なところで「経営者は数字に強くなくてはならない!」等と言われます。そもそも、「数字に強い」とはどういう意味でしょうか。「計算が速い」、「多種多様な公式を操ることができる」、といった「計算する力」ではなさそうです。高度な数学の知識がなくても、特段経営に支障はないはずです。暗算が苦手ならば電卓があります。帳簿づけが苦手ならば経理の担当者が、給与計算が苦手ならば社労士さんが、税金の計算が苦手ならば税
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『成長ステージの会社が特に気を付ける事柄!』…成長局面で赤字転落したA社、取引先トラブルを起こしたB社。

■成長局面の会社様、売上をしっかり伸ばしましょう。ただし、○粗利益率の管理をしっかり行ってください。○固定費の管理をしっかり行ってください。○資金繰りの管理をしっかり行ってください。成長局面の一年間で、売上高が前年比40%増、粗利益率が▲8%、固定費が40%増…大幅な赤字に陥った会社様もあります。(A社)企業の経営成績は、売上高・粗利益率・固定費、この三つの要素で構成されています。この三つをバラン
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『セーフティネット保証5号の指定業種について』…直近3カ月の売上高が前年同期比より5%以上減少していませんか。

平成30年10月~12月のセーフティネット保証5号の指定業種が発表されました。セーフティネット保証5号とは、業況の悪化している中小企業が利用できる保証制度です。指定業種に含まれていなければ利用できない制度ですので、まずはご自身の業種が指定業種に含まれているか、下記中小企業庁のホームページにてご確認ください。◆指定業種一覧http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2018
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『繁盛貧乏の原因は【安売り症候群】という病です。』…処方箋は【Profitable化】です。

社長も従業員も多忙を極めているのに利益が出ない状況の会社は少なくありません。これを繁盛貧乏と呼んでいます。何が間違えているのか?考えてみましょう。■収益と忙しさの状態で会社を4つに分類すると以下になります。1.繁盛高収益企業…  「当社は忙しいです。故に大変儲かっています。」2.閑散貧乏企業…   「当社は暇です。故に儲かっていません。」上記の二つは納得できます。また、3.閑散高収益企業…   「
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『ライフサイクルと借入』…ライフサイクルのステージ毎に必要な借入を検証します。

ご存知の方も多いと思いますが、会社や事業にはライフサイクルがあります。ライフサイクルとは、会社や事業が、導入期→成長期→成熟期→衰退期という成長カーブを描くという考えです。ライフサイクルと借入の関係について見てみましょう。■ ライフサイクルの例飲食店を例に取ります。出店からお客様に認知されるまでの局面を導入期、お客様の評価を得て売上が増加していく局面を成長期、売上の成長が止まり、横ばいが続く局面を
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『製造業経営の2大悪!分散と安売り!』…年商約9億円、営業赤字5千万円まで業績が悪化した製造業の再生事例!

■この会社は(推測含む)1970年ごろ、売上高は数億円、営業利益も数千万円以上を安定的に計上できる、小ぶりながら優良企業でした。最新の成型機やオーブンを使って生産される主力単品の名物商品は、相応のブランド力を有しており、優良な卸業者や優良小売店に限定して販売されていました。原材料は厳選された高級材料に限定していました。従業員の処遇も相応で、熱心に業務に励んでいた事でしょう。◆二代目社長は、大衆化に
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『資金繰りを悪化させる節税』…税金を払えば払うほど資金繰りが楽になるかもしれません。

先日、5年ほど前に知り合った社長様と久しぶりにお会いする機会がありました。お会いした当時はいつも資金繰りが厳しいとおっしゃっていた社長様ですが、現在は資金繰りも楽になったようです。要因をお聞きしたところ、「節税をやめたら楽になりました。」とおっしゃいます。その社長様はウェブサイトの制作事業で起業しましたが、ある大手企業をクライアントに持っていたため、設立当初からまとまった売上が立っていました。しか
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『事業は「精密に設計し、正確に組み立てる」ことが必要条件です。』…脱・雑駁(ざっぱく)経営!

雑駁とは『雑然として統一がないこと。また、そのさま。』を意味します。この雑駁さは会社の屋台骨を蝕みます。社長自らが率先して、雑駁さを排除する努力を続けてください。■社長ご自身の自己診断をお願いします。□ 自分が書く文章に誤字・脱字はほとんどない。□ 自分の発する言葉に誤り・失言はほとんどない。□ 自分は決めたことを継続して実行できる。□ 自分は時間・納期に正確だ。□ 自分は出来る限り論理的に考え行
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