知らないと損する Actvision NEWS

『中小企業における財務の強化方法その3』…財務指針を持ち、金融機関と共有しましょう。

中小企業における財務の強化方法についてシリーズでお伝えしております。第1回目は、「試算表」を毎月作成することの重要性を、続く第2回目は、「資金繰り表」を作成することの重要性をお伝えしました。3回目となる今回は、「中小企業が実践すべき財務戦略」をお伝えします。前回までの内容に反するようですが、試算表や資金繰り表を作成すること自体に大した価値はありません。財務に関する明確な指針を持って初めて、試算表や
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『売上の入金口座をどこに置くか』…売上の入金口座と融資姿勢は密接な関係があります。

良くあるご相談の中に、「銀行さんから売上の入金口座を当行に移して欲しいと依頼されているが、応じないといけないのか?」というものがあります。新規融資を申し込んだタイミングで、このような依頼をしてくるケースが多いようです。銀行から見ると、自行の口座で入金や支払をしてもらうことは、収益面、安全面において大きなメリットがあります。例えば、今回2,000万円の融資を行ったとしても、預金残高が常に1,000万
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『I型社長ではなくT型社長に…』…専門性の他に幅広い知見を!

■技術のみでは経営はうまくいきません。○優秀な設計技術者でありながら、経営がうまくいかない社長 がおられます。○優秀なパティシエでありながら、経営がうまくいかない社長 がおられます。この様な例は枚挙にいとまがありません。○設計事務所の経営がうまくいくためには、二つの条件が必要 です。1.設計技術が優れていること。2.設計事務所の経営力が優れていること。○同様に、ショップ経営がうまくいくためには、二
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『創業して破たんしないために…』…今の力に不相応な創業は総じて失敗します。

 ■資金余力がほとんど無い計画を立てて、その計画通りに執行すると、短期間で破たんする可能性が高くなります。 ○例)自己資金数百万円、創業融資600万円~800万円(自己資金を勘案すると、通常はこれが創業融資の限度額です。)、総事業予算約1,000万円の事業体が、この総予算をすべてつぎ込んでデスバレーを越える計画を立案した時、その売上が計画を下回れば途端に経営危機に陥ります。自己資金数百万円、創業融
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『過度な客指向主義をやめて、適度な自己都合主義への転換を…』…勝ち組は集中し、負け組は分散する、との仮説です。

勝ち組企業群と負け組企業群、その差を生み出す一つの趨勢を提唱いたします。一つの仮説としてご確認ください。■勝ち組は集中し、負け組は分散する、との仮説です。成熟し過当競争状態にある日本のマーケットにおいては、顧客の声を無条件に聞き入れる戦略を取り入れる中小企業は(一部大企業も)少なくありません。コストに転嫁することもなく、あれも、これも、それも…何曜日でも、何時でも、いつまでも…すべてにおいて広がり
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『銀行に嫌われる決算書』…銀行が嫌うポイントを知り、改善することで資金調達力が向上します。

決算書の読み方が分からないという経営者様も少なくありません。決算書が読めた方が良いとは思っているが、特に経営に支障を来している訳でもないので・・・というのが本音ではないでしょうか。確かに、決算書には経営に役立つ情報もたくさん詰まっていますが、実際に決算書を使うのは、融資を申し込みする時が最も多いです。資金調達の面から見ても、決算書が読めた方が、銀行と齟齬なく話ができるため有利です。しかし、今更決算
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『時短と生産性の向上について』(その2) …2015年度の時間当たり労働生産性は、   OECD35カ国中20位で42.1ドルです

我々日本人は、生産性の向上と時短・労働力の確保を経営的に解決していかねばなりません。そのためには、生産性の向上を図る、何よりもこれが必要です。■前回号でご紹介した仮説を検証してみましょう。「…日本の企業は顧客の声を聞きすぎる。顧客の過度な要望への対応は、企業を疲弊させ、低生産性の元凶になっている。顧客を神さまと勘違いして、過剰な対応を行うということは、一方で、自社の経営と従業員を疲弊させることにな
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目標売上高とは??

中小企業金融円滑化法が平成25年3月末日を持って終了する。この法令は、金融機関への返済猶予や返済条件の変更を政府として積極的に応援することにより、中小企業の倒産防止を狙い行われた方策であった。この3月をもって当制度が終了する。この制度、金融庁の調べでは30万~40万社がこの制度を利用したと言われている。 これらの企業、もちろん返済猶予に当たり提出した経営改善計画等がうまくいっている企業であれば、今
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経営問題とは?

今回は、昔から読んでいる本を紹介したいと思います。本のタイトルは「イシューからはじめよ」サブタイトルとして「人生は何かを成し遂げるためにはあまりにも短い」とされています。この本、経営問題をいかに効率よく効果的に説いていくかについて「問題の特定、仮説、検証など」を体系的にまとめられた本です。今回は、この本の素晴らしいなと思った点を中心に記事にしたいと思います。それは、経営問題を説く場合に「①それが問
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夢のある社員のすごみ

今回は、夢のある社員のすごみ。ということについて書きたいと思います。なぜ、こんなことを書こうかと思ったのかといいますと・・・前職の関与先の役員の方とお話しているときに・・・・・・役員:うちには本当にすごい営業マンがいる   塩谷:どんな営業マンなんですか?   役員:自分の売っている商材が、好きすぎてお客さんに熱く語ってします。それが外部の取引業者でも、友達でも、それこそ到底見込み顧客にならなさそ
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