作った会社を潰さない為のポイント
こんにちは、Actvision税理士事務所の塩谷宣弘です。
当事務所は、事務所を開業してから起業家向けの財務支援に特化してきました。
今では、年間300件以上のご相談を事務所全体でお受けしております。
そのような私達が、まず、皆様にお伝えしたいことがあります。
それは、
会社を作るのは簡単
事業を軌道にのせるのは至難…
ということです。
年間に受ける300件の相談の中には、起業後、事業を軌道にのせられずに困り果て、相談にこられる方々も含まれます。
そのような方々には、共通する原因があります。
会社設立時に対策さえしていれば、きっと、明るい未来が待っていたでしょう。
このページをご覧の皆様は、同じような間違いをせずに、事業を無事立ち上げてほしい・・・ その思い一心で、これから、会社設立を成功させるための3つのポイントをご紹介していきます。一度、確認してみてください。
① 起業1年目の数値計画ができていない。よって、損益分岐点売上高が把握できていない
事業を始めるときに、まず着手していただきたいのが、1年間の数値計画を建てることです。
数値計画を立てると、毎月かかる仕入れ代金や固定費に対して最低いくら売上れば良いかの最低限の目標が算出できます。
この最低目標の売上を損益分岐点売上高と言います。
損益分岐点売上高を見て、開業1年以内に固く達成できる数字であれば、会社を設立しましょう。
② 損益分岐点売上高に達するまでの資金を確保していない
開業初月から、損益分岐点売上高を達成できる方はほとんどいらっしゃいません。また、計画通りに目標売上を達成できる方もほとんどいらっしゃいません。しかし、仕入れ代金や経費は計画通りに発生していきます。
毎月お金が減っていくだけの、その恐怖たるや、言葉にもできません。
損益分岐点売上高を実現できるまで、最悪1年はかかることを想定しておきましょう。もし、売上が軌道にのるまでに1年たった場合、あなたの会社はもちますでしょうか?
事業が赤字でも、資金さえ潤沢に準備して会社を設立できれば、事業は継続できます。
ぜひ、潤沢に資金を準備して会社設立に臨みましょう。自己資金で足りなければ、借り入れも行いましょう。
意外と皆様ご存じありませんが、事業立上げ時が一番お金を借りやすいのです。事業が既に6か月以上走っている場合は、その事業が好調でなければお借入は難しいのが実際です。しかし、現実として起業1年目で事業が好調な方はなかなかいらっしゃいません。まず、うまくいかなくても1年間は事業を運営できる資金を確保して、会社を設立しましょう。
③ 出ていくお金を正確に予測してから会社を設立しましょう
社長の傾向として、売上の見込みは高めに想定するのに、かかる経費の見込みは低めに想定する方が多いです。
皆様が思うより、確実に出ていくお金は多くなります。
特に、社会保険などの税金関係は、予想よりも出ていくお金として社長が驚かれる項目です。
出ていくお金に、徹底的にシビアになりましょう。
上記、①~③さえ押さえていただければ、きっと会社設立は成功するでしょう。ぜひ、いますぐにでも、実践してみてください。
当事務所では、上記①~③を
専門家が無料で
シュミレーション
いたします。
これから開業されるかたで、少しでも不安のある方。
一度、当事務所の無料相談にお越しください。
あなたの会社設立が成功することを祈っております。